TECHNICAL KNOWLEDGEBASE

2023-02-02

統一光学モデリングでの伝播方法の自動選択における切り替えの基準はどのようなものでしょうか?

空気中や真空中など、一様等方媒質内における伝播計算法の自動選択は、実験的な手法によって行われます。対象の電磁場を1次元にスライスし、その1次元電磁場を平面波スペクトル法(Spectrum of Plane Wave; SPW)、フレネル回折、ファーフィールド回折、幾何光学の4種類の計算手法を用いて、ナイキストの定理を満たすようにサンプリングを決めて伝播計算を実施します。

SPWはマクスウェル方程式を満たす厳密計算手法なのでその伝播計算結果は正しいと信じ、他の3種類の伝播計算結果についてはSPWの計算結果からの差異を調べます。以上の結果から、SPWからの差異が小さく、かつナイキストの定理を満たすサンプリング数が少ない伝播計算手法を選択します。そして選択した伝播計算手法で、元の2次元電磁場の伝播計算を実施します。