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【VirtualLab Fusion】
2023-03-17
VirtualLab Fusionによる多重光源のシミュレーション
光学系内に複数の光源が含まれることは、イメージングや照明のような多くのアプリケーションにとって基本的なことです。VirtualLab Fusionは、この種の課題に取り組むための高度なオプションを提供します。本事例では、多重光源を設定する方法の簡単な概要を示し、いくつかのシミュレーション例を紹介します。
Multiple Light Source
- 任意の数の一次光源を含めることができます。
- 部分的コヒーレント光源(Panel Type SourceとScanning Sourceを除く)はすべてサポートされています。
- 多色一次光源のコヒーレント結合をサポートします。
Multiple Light Sourceの設定
Parameter Coupling を使用してパラメータを連携
Parameter Coupling を使用してパラメータを連携-位置決め
多重光源のシミュレーション例
加法混色(光)のシミュレーション
可視光スペクトルは、380 nmから750 nmまでの波長を含み、紫から赤までの色が生成されます。ただし、赤、緑、青は、その組み合わせによってほとんどすべての他の色を生成できるため、三原色とみなされています。
この事例では、多重光源を用いて三原色をシミュレーションし、それらの混合挙動を調べました。
コヒーレンス効果のシミュレーション
入射角の異なる平面波を設定することで、異なる直線的な位相を持つことになります。
平面波の位置をずらすことにより、重なり合う領域での干渉縞を観測できます。
ドキュメント情報
タイトル | VirtualLab Fusion による多重光源のシミュレーション |
文書コード | SRC.0006 |
バージョン | 1.0 |
エディション | VirtualLab Fusion Basic |
ソフトウェアバージョン | 2021.1 (Build 1.176) |
カテゴリー | Feature Use Case |
ダウンロードファイル
サンプルデータZIPファイル(82.4 MB)