TECHNICAL KNOWLEDGEBASE
【VirtualLab Fusion】
2023-03-08
カスタマイズモジュール:ライトガイドの導光条件に応じた回折格子の周期計算
VirtualLab Fusion内のモジュールは、ライトガイドの導光条件を満たすために、カップリ ング格子の周期の幅を計算するよう生成されています。ライトガイドベースのディスプレ イデバイスの設計を補助するために、所望の入力パラメータとして一定の視野角(FOV)が与えられます。このモジュール内で、ライドガイドの全反射の限界と伝播光の制限の両方を使用して、回折格子の可能な周期幅を計算します。
プログラミングタスク:kドメイン(波数空間)内の視野角の定義
タスク: 平面ライトガイドの導光条件を満たすために、カップリング格子の周期の幅を計算するモジュールを生成します。
入射光に対する空間周波数ベクトルのx-およびy-成分は、次のように定義されます。
一方、デカルト角αとβは、一連の入射方向の特定の視野角(FOV)の方向を定義するために使用されます。角度と方向の関係は次のように記述されます。
プログラミングタスク:導光条件の定義
導光モードは、内部全反射条件と伝播モード条件を含む導光条件を満たさなければなりません。
回折格子は、格子ベクトルGを考慮してFOVが波数空間でシフトするので、カップリングに非常に適した光学素子です。次いで、導光条件を以下のように拡張することができます。
プログラミングタスク:周期幅の計算
1次元周期回折格子では、格子ベクトルの1成分は0になり、FOVは必ず回折格子の内部座標系に回転できるので、大部分の損失なしにGy = 0になります。
導光条件に従い、ある視野角をライトガイドに結合するための1次元周期回折格子の周期の幅は、次の式で計算できます。
VirtualLabモジュールへの入力
VirtualLabモジュールへの出力
文書情報
タイトル | カスタマイズモジュール:ライトガイドの導光条件に応じた回折格子の周期計算 |
文書コード |
CZT.0108 |
バージョン | 1.0 |
ツールボックス |
Starter Toolbox |
使用したバージョン | 7.4.0.49 |
カテゴリー | Feature Use Case |
関連事例 | Optimization of Lightguide Coupling Grating for Single Incidence Direction Optimization of Binary Grating for Lightguide Coupling over Desired FOV Optimization of Slanted Grating for Lightguide Coupling over Desired FOV |