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2023-02-24

対物レンズによる非点収差のあるダイオードレーザーのコリメーション

レーザーダイオードは現在最も一般的に使用されている光源の一つです。高出力レーザーダイオードはしばしば、2 方向において非対称な発散を示します。上記はほとんどのアプリケーションで、コリメートする必要があります。発散に加えて、そのような光源は、2 方向間の非点収差を示します。この事例では、非点収差レーザーダイオードのコリメーションを、光線追跡と電磁場追跡技術の両方を用いて調査し、非点収差のない参照と比較しています。

モデリングタスク

非点収差を考慮したコリメートビームの波面収差と発散角は?

レーザー構成

  • WSLD-1064-050m-1-PD
  • 基本ガウシアン
  • 波長1064 n m
  • 発散角(FWHM) 20°x10°
  • 非点隔差1 1 .6 µ m x 、y 平面間

結果

  • 光線追跡 3D 空間の光学系

光線追跡解析で光学系の概観を素早く確認できます。

  • 光線追跡 - 波面解析

非点収差を含むレーザーダイオード特性は、光線追跡解析のために考慮される。

  • 電磁場追跡 - 発散とビーム品質

定量的な評価には、多重物理パラメータが利用可能です。

コリメーションシステム全体の物理光学解析を2 秒未満で対応可能!

文書情報

タイトル Collimation of Astigmatic Diode Laser Beam by Objective Lens
バージョン 1.0
解析に使用したVirtualLabのバージョン 7.0.3.4
カテゴリー Application Use Case