TECHNICAL KNOWLEDGEBASE
【VirtualLab Fusion】
2023-03-10
光をシングルモードファイバーに結合するための最適な作動距離
シングルモード光ファイバーは、さまざまな用途に広く使用されており、長距離光通信において重要な役割を果たしています。このような種類のシングルモードファイバーに光を入射させることは、実際には困難な作業となる可能性があります。この例では、1つの市販のレンズを選択し、最大結合効率を達成するために最適な作動距離をどのように見つけるかを示します。特に、フィールドトレーシングによって見出される最適な作動距離が、光線追跡によって予測される焦点距離とは異なることを実証します。
モデリングタスク
光線追跡を用いて見出した焦点距離
光線追跡の焦点距離におけるフィールドトレーシング評価
フィールドトレーシングを使用して最適な作動距離を見つける
最適作業距離での評価
VirtualLab Fusionの設定
VirtualLab Fusionのワークフロー
- 入射ガウシアンビームの設定
– Basic Source Models[Tutorial Video] - Zemaxファイルからの結合用レンズのインポート
– Import Optical Systems from Zemax[Use Case] - 光線追跡を用いた焦点距離の決定
- フィールドトレーシングでの作動距離の初期値のファイバー結合効率の評価
- パラメーターランを使用して最適な作動距離を求める
– Usage of the Parameter Run Document[Use Case]
VirtualLab Fusionの技術
ドキュメント情報
タイトル | 光をシングルモードファイバーに結合するための最適な作動距離 |
文書コード |
FCP.0001 |
バージョン | 3.0 |
ツールボックス | VirtualLab Fusion Basic |
使用したVirtualLabのバージョン | 2020.2(Build 1.116) |
分類 | Application Use Case |
参考資料 |
Comparison of Different Lenses for Fiber-Coupling |